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パナホームVSセキスイハイム(空気環境比較編)

空気環境

 

高質の空気環境は、今や当然のように求められている時代。

 

そこで、ここではパナホームとセキスイハイムの空気環境を比較してみます。

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  湿度調整機能

ホルムアルデヒド
・VOC対策

換気システム
パナホーム 稚内珪藻土 グリーンガード認証 エコナビ搭載換気
セキスイハイム ハイパーエレメント 邸別濃度測定 快適エアリー

 

 

空気環境の良し悪しは、主に「湿度調整」、「ホルムアルデヒド・VOC対策」、「換気システム」で決まります。

 

それらを比較の対象として考えてみますね。

 

「湿度調整」

 

稚内珪藻土

 

パナホームのセールスの目玉のひとつ「稚内珪藻土」

 

高湿度状態のときは吸湿して、乾燥している時には放湿する優れた鉱物で、何度でも吸放湿を繰り返す優れものでしたね。

 

その効果は、調湿作用で有名な木炭(備長炭)の約8倍の吸放湿作用を持っている確かなものなんです。

 

石膏ボードに塗りこまれていて自然作用の力で調湿してくれるので、無駄なランニングコストもかからず良いですね。

 

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一方、セキスイハイムの湿度調整機能といえば、快適エアリーの「ハイパーエレメント」

 

快適エアリー ハイパーエレメント

 

ハイパーエレメントというのは宅内と外気の湿度交換を可能とするフィルターで、快適エアリーのメリットの一つなんです。

 

湿度を約60%で回収してくれるものですが、良いという評判はあまり聞かない。。。

 

というのも、湿度が気になる季節は、主に夏と冬。

 

この季節は、快適エアリーの冷暖房を起動させるので、宅内は乾燥気味になるんです。
(夏は快適ですが。。。)

 

特に暖房をする季節に、活躍が期待されるハイパーエレメントなのですが、「快適エアリーは宅内を過乾燥状態にする」という声が多いのも事実なんですね。

 

こういった評判を聞くと、ハイパーエレメントの効果って気持ち程度のものなのかなと感じてしまうんです。

 

加湿機能をオプションでつける方法もありますが、それは簡単にいうと、水を含ませたエレメントに、乾燥した空気を通過させるだけの単純なもの。

 

快適エアリー 加湿ユニット

 

この加湿ユニットだけで、快適エアリーの宅内乾燥状態を解消できるとは思いませんし、オプション費用プラス約10万円程度するということを考えれば、コストパフォーマンス的に不利だとも感じます。
(別途、室内加湿器を家電屋さんで購入される人も多数)

 

ハイパーエレメントやオプション加湿器の評判や機能面を考えても、セキスイハイムの湿度調整の性能は、パナホームに比べて弱いのかなと思います。
(セキスイハイムは、電気代もかかるし。。。)

 

結論:湿度調整効果はパナホームが有利

 

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「ホルムアルデヒド・VOC対策」

 

シックハウス症状の原因となるホルムアルデヒドやVOC。

 

お付き合いの長い住宅の空気環境で、健康に過ごすためにはホルムアルデヒドやVOC対策は必須ですね。

 

国も「厚生労働省の室内濃度指針値」や「国土交通省の品確法特定測定物質」を定めて、シックハウス対策を行っています。

 

ところが、シックハウス症状の訴えのあった住宅のVOC測定結果を見てみると、厚生労働省で指定されていた物質量は全体の5%程度
(国土交通省の品確法での指定物質については全体の3%)

 

 

シックハウス VOC データ

 

 

残りの95%が国の規制対象外物質であったり未だ発見されていない未知のVOCだったんです。

 

この95%のVOCなどの化学物質がシックハウス症状の大きな原因になっている事実を知ると、日本のシックハウス対策は遠い遠い道半ばだと感じるわけです。

 

そこで、パナホームとセキスイハイムのシックハウス対策の取り組みを見ていきます。

 

  ホルムアルデヒド・VOC対策 対象物質
パナホーム

・F☆☆☆☆の使用

 

・厚生労働省の指針値の順守
(品確法の基準も含む)

 

・グリーンガード認証

・厚生労働省室内濃度指針
13物質
(ホルムアルデヒド含む)

 

・品確法指定5物質

 

・グリーンガード認証
(指定物質300以上)

セキスイハイム

・F☆☆☆☆の使用

 

・厚生労働省の指針値の順守
(品確法の基準も含む)

 

・低別性能測定提示システム

・厚生労働省室内濃度指針
13物質
(ホルムアルデヒド含む)

 

・品確法指定5物質

 

 

大手ハウスメーカーなら国の指針を意識し順守することが当たり前の時代。

 

ホルムアルデヒドやトルエン、スチレン、キシレンなどの放散量は、敏感に対策を講じているでしょう。

 

となれば、パナホームとセキスイハイムの目立った違いといえば

 

パナホームの「グリーンガード認証」と、セキスイハイムの「邸別性能測定提示システム」でしょう。

 

パナホームのグリーンガード認証は、室内空気を汚さない低いVOC放散製品に与えられる世界基準の認証なんです。

 

グリーンガード認証 対象物質一覧

 

詳しく言うと、全てのVOCの合算値をTVOC(総揮発性有機化合物)といいますが、この濃度だけでなく換気システム、温湿度環境、PM2.5やPM10などの粒子状物質濃度の基準により評価される大変厳しい認証です。

 

この住宅向けグリーン認証の合格基準は、

 

TVOC(トータルのVOC総量)が500μg/m3であること

 

約300超の化学物質がそれぞれ基準値以下であること

 

なんです。

 

グリーンガード認証 合格基準

 

トータルのVOC総量が500μg/m3を超えないという目標だけなら、まだしも300超の化学物質の基準値をそれぞれ下回らなければならない条件は、とても厳しいものですよね。

 

その他に換気システムの構成であったり、PM2.5や外壁の熱欠損なども評価の対象に含まれるため、合格基準は日本の空気環境レベルとは大きくかけ離れたものになっています。

 

その厳しい基準をクリアして、パナホームはグリーガード認証を他メーカーに先駆けて取得したものですから、当時(2016年4月4日)は多くの業界紙やYahoo!ニュースなど
有名メディアも一斉に取り上げるぐらいだったんですよ。

 

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一方、セキスイハイムの邸別性能測定提示システムは、引渡し前に一邸ごとにホルムアルデヒド、トルエン、キシレンの濃度を自社の独自基準で測定し、結果を提示してくれるもの。

 

邸別濃度測定

 

セキスイハイムの基準値は、ホルムアルデヒド0.08ppm以下と厚生労働省の指針値(0.88ppm)よりも低く設定しています。

 

ただ、トルエン濃度やキシレン濃度は、厚生労働省の指針と同様の260μg/m3(トルエン)、870μg/m3(キシレン)以下という設定に留まっています

 

厚労省のガイドラインを順守しているとはいえ、もう一歩踏み込んだ対策が望まれるところです。

 

先ほども記述したとおり、シックハウスの原因となる有害物質は、厚生労働省が示した13種類以外にもたくさんあります

 

なので、この13種類の有害物質の基準値を下回っていれば、安心というわけではありません。

 

基準値が低い場合でも、匂いに敏感な人、化学物質に反応しやすいアレルギー体質の人は、特に注意が必要なのです。

 

また、国が指針値を示して一定の規制を設けているシックハウスの元となる有害物質は、全体のたったの5%程度
(約95%の有害物質の対策が出来ていない状態)

 

厚生労働省 VOC 基準

 

このガイドラインだけでは心もとないというのは言うまでもありませんよね。

 

そう捉えてみると、パナホームがグリーンガード認証を取得した意味は、とても大きなものとは思いませんか。

 

セキスイハイムよりパナホームの方がしっかりとした対策が出来ていると言わざるを得ません。

 

結論:ホルムアルデヒド・VOC対策はパナホームが有利

 

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「換気システム」

 

パナホーム セキスイハイム 換気システム比較

 

残念ながら、どのような対策をしてもシックハウスの原因の元となる有害物質は、多からずでも宅内で放散されてしまうものです。

 

そこで、宅内で有害物質が滞留してしまわないように、換気が必要となってくるわけです。

 

窓を全開にして空気を入れ替える昔の時代もありましたが、今は花粉、黄砂やPM2.5などの粒子が健康被害を及ぼすようになり、窓を必要以上に開けることができない環境になってしまいました。

 

そこで宅内の空気の入れ替えで、キレイな空気循環の流れをつくり、万一有害物質や粒子が宅内に侵入してしまった時でも、速やかに排出できる換気システムが重要となってきます。

 

空調・換気システム編でも記述していますが、パナホームは「エコナビ搭載換気システム」、セキスイハイムなら「快適エアリー」が換気の役目を果たしています。

 

第1種換気システム仕様で、比較するなら

 

フィルター性能はパナホームが有利

 

計画換気の仕組みではセキスイハイムが有利

 

という結果となりましたが、詳しくは「空調・換気システム編」をご覧ください。

 

 

上記のとおり、「湿度調整」、「ホルムアルデヒド・VOC対策」、「換気システム」の三つの観点で比較しましたが、いかがでしたか?

 

パナホームやセキスイハイムも含め、大手ハウスメーカーは日々進化していきます。

 

その中でも、空気環境の改善は特に顕著に表れているようです。

 

近い将来、住宅が耐震性という意味の安全というだけでなく、汚れた屋外の空気環境から守るシェルター替わり役割を果たしていきそうですね。

 

 

パナホームの空気環境の早わかり!

 

 

セキスイハイムの空気環境の早わかり!

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