パナホームVSセキスイハイム(断熱材比較編)
断熱材の質は住宅環境を左右する大きな要素。
それでは、「パナホーム」と「セキスイハイム」どちらの断熱材が優れているの?
ここではパナホームとセキスイハイムの断熱材を比較してみます。
どちらが優れているのかは、人それぞれで違いますが、あくまで私の主観として記述してみますね。
Ⅲ~Ⅴ地域
断熱材の厚みと種類 | 外壁(mm) | 天井(mm) | 基礎(mm) |
---|---|---|---|
パナホーム |
170mm |
200mm |
60mm |
パナホーム |
・75mm |
100mm |
80mm |
パナホーム |
・75mm |
200mm |
80mm |
セキスイハイム |
100mm |
140mm |
・110mm |
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【熱抵抗値】 = 【厚さ】 ÷【熱伝導率】
熱伝導率が小さく、熱抵抗値が大きいほど断熱性能が良い
熱伝導率と熱抵抗値 | 外壁 | 天井 | 基礎 |
---|---|---|---|
パナホーム |
・熱伝導率 |
・熱伝導率 |
・熱伝導率 |
パナホーム |
・熱伝導率 |
・熱伝導率 |
・熱伝導率 |
パナホーム |
・熱伝導率 |
・熱伝導率 |
・熱伝導率 |
セキスイハイム |
・熱伝導率 |
・熱伝導率 |
・熱伝導率 |
(独自調べ)
断熱性能 |
外壁 | 天井 | 基礎 |
---|---|---|---|
パナホーム |
◎ |
◎ |
○ |
パナホーム |
○ |
△ |
◎ |
パナホーム |
○ |
◎ |
◎ |
セキスイハイム |
△ |
○ |
△ |
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結論:パナホームが優れています。
パナホームは「ロックウール」を、セキスイハイムは「グラスウール」をメインに使用していましたね。
上記の断熱材の性能と厚みを考慮した数値を見てみると、断熱材としてはパナホームの方が優れているようです。
ただ、パナホームの中でもF構法(大型パネル工法)のスタンダードタイプの断熱材は、セキスイハイムとほとんど数値としては変わりません。
パナホームのHS構法(鉄骨軸組工法)の断熱材の厚みと断熱性能の高さは、頭一つ飛び抜けた結果となりました。
これらの断熱材の厚みやグレードは、施主の希望により差額分を支払うことで高めることが出来ますので、断熱性能を重視したい方は、ハウスメーカーに要相談です。
でも、断熱性能というのは数値だけでは、正確に判断することが出来ないものです。
断熱材の素材そのものの性能も大事ですが、「施工の質」が関わってくるからです。
(特に、ロックウールは重量があるのでしっかりとした固定が必要)
また、気密性能も快適空間を維持するためには、断熱性能と並んで欠かせないものですよね。
その点を考慮すれば、セキスイハイムは断熱材そのものの質や量というよりは「施工の質」に重点を置いているところが、評価できますね。
これは、「工場で大半を生産している」メリットでしょう。
「確実なロボット施工」、「断熱材の品質を保つ」、「安定した施工環境」
この3つの条件を満たすことは現場施工では、難しいものですからね。
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また、温めた熱や、涼しい室内の温度を逃さないように、隙間をふさぐという気密性に配慮した施工もセキスイハイムの魅力です。
断熱性能はそこそこでも、必要な箇所に必要量をミスなく断熱材を設置できるという施工面の正確さでは「セキスイハイム」に1票です。
とはいえ、断熱材の性能や厚みを考慮した熱抵抗値では、上記の表を見る限りパナホームが有利。
信頼できる下請け業者にしっかりとした施工を行ってもらえれば、セキスイハイムと比べて圧倒的な断熱性能を発揮できるポテンシャルを秘めています。
パナホームも地域の有力店を下請けとした熟練業者を使っているので、信頼性はありますが、ここは現場施工の限界との戦いになりますね。
私も多少の不安から現場を見て回ってましたが、整然とした丁寧な施工をされていましたし、品質管理もしっかりされていたので「さすがっ!大手メーカー」という印象を受け安心できました。
これは、人の好みに分かれますが、「専門業者を信じて、高品質高性能の材質で施工をする」か「大半をロボットで、ミスを少なく施工する」かですが、私はどちらかというと、確実性の高いセキスイハイムの方が安心できるのかなと感じています。
Sponsored Linkその理由の一つに、人の手での施工になると、新しい工法が出てきた時に、なんだか不安になるからです。
新工法が採用される時に、「今まで施工してきた方法」と異なり、新工法に慣れていないまま施工されるわけですから。
いくら専門業者といっても新工法の技術に、人の手が付いていって行けるのかという不安があるんですね。
設計書があるから大丈夫といっても、現場作業の状況の中で調整も必要で、設計書通りにいかないところも多々あるでしょう。
それに、指示する現場監督がずっと建築現場にいるわけではないので、施工する人によって多少の品質のバラつきも出てきそうですよね。
新工法での商品が発売されたら、すぐに手を出さずに、ちょっと様子を見てから検討するという手も有効かも知れません。
一方、工場内生産なら新工法が出てきても、ロボットが設計書通りに正確に対応していくので、ミスがなく安心。
また、下請け任せでなく、スタッフが目を光らす直営の工場内で施工するので、点検管理も充実しています。
「ロボットは無機質で淡々と家が作られていくけれど、人の手は温かみがある」という意見もありますが、
私としてはやっぱり「ミスのない施工」が一番であると考えています。
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