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パナホームVSセキスイハイム(断熱工法比較編)

 

「パナホームとセキスイハイムどちらが断熱工法で優れているの?」

 

ここでは、鉄骨住宅の弱点ともいえる「熱橋対策」を中心に比較します。

 

断熱種別と独自の強み 断熱工法 ストロングポイント
パナホーム

充填断熱
(内断熱)

地熱利用
ベース空間の温度差利用

セキスイハイム

充填断熱
(内断熱)

ミスの少ないロボット施工
高気密施工

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違いが大きく見られる「外壁」の熱橋対策にポイントを置いてみると。。。

熱橋対策(外壁) 断熱材種類 厚み(mm) 熱抵抗値㎡K/W)

パナホーム
(HS構法)

ロックウール 45mm×2

2.368
(1.184×2)

パナホーム
(F構法)

押出ポリスチレンフォーム3種 20mm 0.714

セキスイハイム

ソフトロンS 3mm 0.093

 

熱橋対策 外壁 天井 基礎

パナホーム
(HS構法)

パナホーム
(F構法)

セキスイハイム

 

熱橋(ヒートブリッジ)とは・・・外壁と内壁の間にある柱・梁などが熱を伝える現象

 

 

 

結論:パナホームが優れています。

 

パナホームもセキスイハイムも内断熱と言われる「充填断熱工法」を採用しています。

 

充填断熱は、事後対策的な工法で、外気温の影響を受けた柱の熱や冷気を「宅内へ伝えないように断熱材で防ぐ」というもの。

 

鉄骨は木とは違い、断熱性が低いので、かなりの断熱材を充填しなければ、快適な宅内環境の実現は難しいのです。

 

パナホームやセキスイハイムは、ある程度の厚みのある断熱材を使用しているので、快適環境を維持出来ているものの、先進的な一部の鉄骨メーカーでは既に外断熱工法と内断熱工法の併用を取り入れている。

 

そういうところを考えると、2社とも断熱工法については、まだまだ発展途上なのかも知れません。

 

パナホームやセキスイハイムを見比べると、同じ充填断熱でも違いが見られる部分もあります。

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パナホームの場合

 

外壁部分のみを対象として見てみると。。。

 

パナホームのHS構法は、鉄骨を外気の熱や冷気に直接、さらさないように断熱材を鉄骨周りにぐるっと巻き込んでいます。

 

この工夫で、鉄骨に温度を伝えにくくし、宅内にも鉄骨からの温度を伝わりにくくしています。

 

HS構法 断熱材工法

 

断熱材のみを熱橋対策として考えてみると、

 

(HS構法外壁断熱材厚み)170mm
(HS構法鉄骨太さ)80mm角

 

170mm-80mm=90mm

 

パナホーム熱橋対策

 

外壁と内壁に接する部分の柱周りには、大体45mmほどの断熱材が巻かれている計算になりますね。

 

ロックウールの熱伝導率は0.038W/m・Kで断熱材の厚みが45mmとして考えると、1.184㎡K/Wの熱抵抗値となります。

 

この熱抵抗値1.184㎡K/Wが、外壁面からの熱や冷気を、鉄骨柱へ伝えにくくする数値

 

また、鉄骨から室内側への温度の伝えにくさの数値として単純に考えると、1.184㎡K/W×2で、合計2.368㎡K/Wという計算になります。

 

 

パナホームのF構法については、外壁と鉄骨の間には断熱材がないため、鉄骨に熱や冷気が直接伝わりますが、鉄骨からの温度を室内に伝えないように、鉄骨と内壁の間に断熱材を仕込んでいます。(外壁と鉄骨の間にある木材は、ここでは考慮していません)

 

F構法 断熱材工法

 

鉄骨と内壁の間の断熱材は20mmの押出ポリスチレンフォーム3種です。

 

パナホーム F構法 熱橋対策

 

押出ポリスチレンフォーム3種の熱伝導率は0.028W/m・Kで、厚みは20mmなので、熱抵抗値は0.714㎡K/Wとなります。

 

この熱抵抗値0.714㎡K/Wが、鉄骨柱から室内側へ熱や冷気を伝えにくくする数値として考えられます。

 

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セキスイハイムの場合

 

パナホームと同じように外壁部分のみを対象として見てみると。。。

 

外壁からの冷気や熱は、鉄骨柱に貼り付けてあるソフトロンSという断熱材のみで防いでいる状態

 

セキスイハイム 断熱材工法

 

鉄骨柱から内壁には木材を緩衝させていますが、断熱材と言えるものではないので、熱橋対策が出来ていないのも同然です。

 

セキスイハイム 熱橋対策

 

熱橋対策の頼みの綱であるソフトロンSは、厚み3mmで熱伝導率0.032W/m・Kのものと推定すると、熱抵抗値は0.093㎡K/W

 

熱抵抗値の低さに、ほとんど熱橋対策が出来ていないのではと、不安になってしまう。。。

 

柱のない外壁部分は、グラスウールを充填させているので問題はないかも知れませんが、柱の緩衝部分の壁は、充填断熱の弱点がモロに表れてしまっている。。。

 

鉄骨住宅の熱橋対策が重視されている状況の中で、他のハウスメーカーは対策も進んで来ているのに、セキスイハイムは未だに熱橋対策が十分でないのは何故か?

 

これは、セキスイハイムは、巨額の設備投資で工場内生産を充実させて量産体制をとっているので、即座に時代の変化に合わせるのは難しいのでしょう。
(生産工程を変更するためには、再度、巨額の設備投資を要しますからね)

 

工場内生産は、「ミスのない施工」「短工期」というメリットがある反面、一度整備されたライン工程を変えることは難しく、現場施工のような融通が利かないんですね。
(せいぜい、出来ても断熱材の厚みを増やすことぐらいでしょうか。。。)

 

工場内生産の弱点が、ここで出てしまった形です。

 

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パナホームやセキスイハイムの天井断熱や基礎断熱は?

 

パナホーム 断熱工法

 

パナホームの天井や基礎断熱は、ロックウールやポリスチレンフォームを隙間なく設置する「家まるごと断熱」で対策。

 

外壁断熱と合わせて、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)を見据えた断熱仕様を確保していると言えるでしょう。

 

 

HS構法基礎断熱材厚み

 

押出ポリスチレンフォーム3種 60mm

 

 

F構法基礎断熱材厚み

 

押出ポリスチレンフォーム3種 80mm

 

 

 

 

一方、セキスイハイムも、天井や基礎とも隙間なくグラスウールやポリスチレンフォームで断熱されていて、熱橋対策はある程度は問題ないと見て取れます。

 

ただ、基礎の断熱は薄く、パナホームと比べて弱いとは感じますが、床下の快適エアリーという機器に助けられて、底冷えの心配は軽減されていそうですね。

 

セキスイハイム 基礎断熱工法

 

セキスイハイム基礎断熱材厚み

 押出ポリスチレンフォーム3種 25mm((Ⅳ地区)
(寒冷地である青森・岩手などのⅡ地区は押出ポリスチレンフォーム3種100mmにアップとなりますが。。。)

 

ZEH(ゼッチ)・・・住まいの断熱性・省エネ性能を上げることや、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅。つまり自宅で消費するエネルギー量より、自宅で創るエネルギー量が多い住宅。

 

 

パナホームの断熱材工法の早わかり!

 

 

セキスイハイムの断熱材工法の早わかり!

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